障害者の働く

障害があっても働ける! クラウドソーシングでマイペースに仕事をしよう

2018年から精神障害者が障害者雇用の対象となるなど、障害者が企業で働く環境が整いつつあります。しかし実際には障害者雇用を進めている企業の就労環境が整っているとは言い難く、せっかく障害者雇用で就職できても、早期に退職してしまう障害者は後を絶ちません。

私は23歳の時に統合失調症と診断され、クローズで就労、障害者雇用、就労移行支援、就労継続支援A型と様々な働き方を経験し、現在は個人事業主として働いています。

そんな私の仕事の受注先の1つがクラウドソーシングです。何かと話題の絶えないクラウドソーシングですが、実際はどんな感じなのでしょうか? ランサーズクラウドワークスで1年以上働いてきた経験から、障害者がクラウドソーシングでマイペースに働く方法を紹介します。

障害者でもクラウドソーシングで働ける

クラウドソーシングとはインターネット上で展開されている、「お仕事をしたい人」と「お仕事を依頼する人」をマッチングするサービスのことです。

ここでは「お仕事をしたい人」の視点でクラウドソーシングを紹介します。

お仕事を依頼する人は、主に3つの方法でお仕事を依頼します。

・プロジェクト
・タスク
・コンペ

プロジェクト」はクラウドソーシングで最もポピュラーな仕事の依頼方法です。お仕事を依頼したい人は「こんな仕事があるけどやってみませんか?」と、プロジェクトを立ち上げて働いてくれる人を探します。

例えばランサーズでは実際にこんなプロジェクトが立ち上がっています。

働きたい人は立ち上がっているプロジェクトに対して「私はこんなことができます。費用はXXX円です」のようにプロジェクトに対して「提案」します。

人気のあるプロジェクトにはたくさんの提案がつきます。お仕事を依頼したい人は複数の提案から「この人!」という人を見つけて「当選」させます。これがプロジェクト形式でのお仕事の受発注方法です。

タスク」はちょっとした作業のためのお仕事です。これも具体的に紹介します。

このように「タスク」のお仕事は単価が非常に安いです。しかしアンケートやレビューなど簡単にできるお仕事ばかりなので、クラウドソーシングでお仕事を始めたばかりの人は、まず簡単なタスクから挑戦する人が多いです。

最後は「コンペ」です。これはデザイン系やネーミングのお仕事で多く採用されている方法です。

画像はデザイン系のコンペのお仕事です。働き手は実際にPhotoshopやIllustratorなどのグラフィックソフトを使って、お客さんの条件通りにデザインデータを作ります。それをコンペの作品として提案します。クライアントは集まった提案の中から、もっとも良いものを選んで当選させます。これがコンペ形式のお仕事です。

デザイン系のコンペの場合、実際にデザインデータを作る必要があります。しかしお客さんから当選されなかったら、1円もお金を貰えません。そのためコンペのお仕事をする場合は、当選されない場合のリスクも背負う必要があるでしょう。

ネーミングのお仕事は例えばこんなものです。

ネーミングはブランドや会社名などの「名前」を付けるお仕事です。これは名前を考えるだけなので、それほど手間やスキルが必要とされません。そのため膨大数の提案が集まるため、採用されるのはなかなか難しいでしょう。

「プロジェクト」「タスク」「コンペ」と紹介してきましたが、一般的にクラウドソーシングでお仕事をする場合は「プロジェクト」形式であることがほとんどです。

障害者がクラウドソーシングで働くメリット

クラウドソーシングでのお仕事は一部外出する必要があるものを除いて、ほとんどが在宅で完結するお仕事です。例えばライティングのお仕事の場合、自宅のパソコンでインターネットを使って情報を集めて、記事にするという仕事があります。これならば外出する必要はありません。

在宅ワークなので、お仕事の納期に間に合うように仕事をするのであれば、いつ、どこで働いても問題は起きません。平日の昼間に通院している会社員の障害者の場合、有給を取得するなどして通院する必要がありますが、在宅ワークの場合、そのような気遣いをする必要はありません。

クラウドソーシングはインターネットをフルに使って働く方法です。ほとんどが在宅で出来る仕事なので、自分の好きな時に好きな場所で働くことができるのが最大のメリットです。

障害者がクラウドソーシングで働くデメリット

しかしクラウドソーシングにもデメリットはありません。それは「収入が低い」ことと「収入が安定しない」ことです。

基本的に公募されているプロジェクトのお仕事は、クライアントが予算を決めて仕事を依頼していることがほとんどです。しかもその予算が安いことが多く、あまりスキルが無い状態で受注してしまうと、時給100円くらいのお仕事になってしまうこともしばしば。

またクラウドソーシングでは安定してお仕事を受注できるという保証がないため、収入が不安定になりがちです。

収入の低さと不安定さがクラウドソーシングの大きなデメリットと言えるでしょう。

しかしクラウドソーシングでお仕事を継続していくと、「評価」や「実績」が増えていきます。そうなると、クライアントからスカウト形式でお仕事を依頼されることがあります。直接依頼という形式です。

「プロフィールを見て、ぜひXXXXさんにお願いしようと思いました。こんな仕事があるのですが、いくらくらいで引き受けてくれますか?」

スカウト形式の場合、このような感じで直接指名を受けることがほとんどです。この場合自分の裁量で見積を作って提案できるため、高単価な案件に繋がりやすいです。

クラウドソーシングで仕事をしている人の多くは、最初のころは少ない報酬でとにかく実績をつくり、実績や高評価を増やして直接依頼につなげていき単価を上げていく、というプロセスで仕事をしてきた人がほとんどです。最初から単価の高い案件が受注できるわけではないので、注意が必要です。

2大クラウドソーシング「ランサーズ」と「クラウドワークス」

日本国内にあるクラウドソーシングは「ランサーズ」と「クラウドワークス」の2つが大手の企業です。この2つについてざっくりと紹介します。

働き手に優しい「ランサーズ」

最近ではテレビCMなども展開中のランサーズです。ランサーズは働き手(ランサー)にとってうれしい機能が豊富なクラウドソーシングです。

例えば、クライアントが公開している案件に対して、ランサーズのAIが適正な価格であるかどうか判定する機能があります。AIによって案件価格は以下の3つに分類されます。

AIによる価格判定

【優良価格】
多くの提案が集まり、より良いマッチングが予測される依頼内容

【適性価格】
適切なマッチングが予測される依頼内容

【市場価格と相違】
市場価格と相違がありマッチングしにくいと判定された依頼内容

公開されている案件の中でも「優良価格」と「適性価格」のどちらかの案件の仕事ならば、不正に搾取されるようなことはないと思います。

またランサーズではプロフィールを登録できるのですが、その際、顔写真と本名を使ってプロフィールを公開することで、ランサー検索の上位にランクインされるという特徴があります。ランサー検索の上位に表示されることで、クライアントの目に止まる機会が増えるので、直接受注されやすくなります。

本名や顔写真を公開したくない人は、イラストやペンネームでプロフィールを公開することも可能です。

ちょっと古い本ですが、ランサーズの公式の攻略ガイドのような本も出版されています。

案件の数が多い「クラウドワークス」

クラウドワークスランサーズと同じ大手のクラウドソーシングサービスです。ランサーズとの違いはいくつかあるのですが、最大の違いはクラウドワークスの方が公開されている案件の数が多いという点です。

機能面としてはクラウドワークスの方がクライアント向けの機能が充実している印象があります。例えばクライアントが立ち上げたプロジェクトの当選者数を2人以上に設定できるのもクラウドワークスの大きな特徴です。

そのためクラウドワークスの方が効率的に働き手(ワーカー)を募集できます。

ちなみにランサーズのプロジェクトは基本的に1人のランサーしか当選できないようになっています。そのため1つのプロジェクトで複数人を採用しようと思うと、1人をプロジェクトの当選者として採用し、2人目以降は直接依頼という形で仕事が依頼される形になるのが一般的です。

クラウドワークスにはランサーズのようなAIによる価格の判定機能がありません。そのため公開されている案件が適正価格かどうかは、案件に応募するワーカー自身で判断する必要があります。

クラウドワークスは案件の数が多いのですが、ランサーズよりも単価の低い案件が目立つ気がします。もしかするとランサーズにAIによる価格の判定機能が追加されたので、低い単価で仕事を依頼したいクライアントが、クラウドワークスに流れてしまったせいかもしれません。

しかし全ての案件が低単価ということはありません。クラウドワークスにもランサーズと同様に直接依頼する機能があり、直接依頼の場合はワーカー自身で見積りを提案できるので、高単価の仕事に繋がりやすいです。

こちらはクラウドワークスの公式攻略ガイドです。

まとめ

ここ数年でクラウドソーシングは急速に普及しました。私もクラウドソーシングがなかったら、フリーランスの仕事をしていないと思います。クラウドソーシングとしてランサーズクラウドワークスの2つを紹介しました。

クラウドソーシングは会員登録してプロフィールを公開するまでは完全に無料で使うことができます。費用が発生するのは、実際に仕事を受注して完了したタイミングのみです。

例えば10000円の仕事を受注して完了したら、働いた人には8000円の報酬が手に入り、残りの2000円がクラウドソーシングの手数料として徴収されるような仕組みです。クラウドソーシングの手数料は高すぎるという意見もありますが、確実に集金できる機能や仕事を紹介してくれる機能が使えることを考えれば、個人的には適性だと思っています。

障害者だからなかなか仕事が見つからないという人は、まずは手軽に始めることができるクラウドソーシングに登録するところから始めてみてはいかがでしょうか。

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フリーライター&Webクリエイター。 23歳の時に統合失調症だと診断される。趣味で開発したフリーソフト開発の公開の場としてホームページを制作。Movable TypeやWordPressを独学で学ぶ。その後は、デイケア・就労移行支援・就労継続支援A型・障がい者雇用など障がい者としての働き方を一通り実践する。現在はフリーランス(個人事業主)としてオウンドメディアやブログの記事執筆の仕事を中心に活動中。
クラウドソーシング「ランサーズ」
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統合失調症の当事者として、引きこもりから、個人事業主として独立するまで、15年間いろいろな経験をしてきました。力になれるとは限りませんが、もし一人で悩むのが辛い、誰かに話を聞いて欲しいことなどありましたら、お気軽にお問合せ・ご相談くださいませ。匿名でOKですし、秘密は守ります。

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